むめい

音楽、映画、小説、スポーツ、ノルウェーのこと、とか。

2019-01-01から1年間の記事一覧

19 「港区女子」撲滅計画

「港区女子」というワードが嫌いです。 辞書で「港区女子」を引くと・・・ ・軽薄 ・虚構 ・意味のないさま ・勘違いした都会信仰 ・前時代的 ・嘘 など辛辣な言葉が並ぶのですが、なぜ私がこうにも「港区女子」を嫌いになってしまったか、ということに関し…

18  多摩社宅少年

卒論が忙しいのと、持ち前の怠惰が顔を出し、気づけば相当な時間ほったらかしにしていました。今日は、自分語りです。 私は転勤族の子供です。父親は今でも転勤していますし、単身赴任は10年を越えました。小学生までは父についていったのですが、中学入学を…

17 撮影、録音禁止!マルチ系の講演会に行った。

私の友人の祖母がある商材にお熱であり、その企業は「今度我が社が行う講演会に人を何人か連れてくるとグッズをあげます」と言ったため、土曜の昼下がり、私の友人と私は召喚された。 無論、無料ではない。私は時給1000円で5時間の講演会を聞いていたのだ。…

16 「フィロソフィーのダンス」のライブはきっと楽しい 

私はいわゆるメジャーアイドルが好きでして、乃木坂46とか、最近なら日向坂46が好きです。これらは坂道グループ(欅坂、吉本坂も含めた4グループの総称)って呼ばれています。こういう大きい資本がバックにあるアイドルっていうのはコンテンツの量も半端じゃ…

15 何も学べないドラマ『Trailer Park Boys』を見ませんか

カナダでは有名なドラマなんです。日本ではそうでもないけど。 このドラマ、あなたがNetflixに入っていさえすれば全シーズン見ることができ、そして、あなたの限られた時間を蝕み、浪費し、終には何も学ぶことはないと心から思えるはずです。 というのも、こ…

14 「マッスルグリル」、見てみ?

私、絶賛就活中です。過行く日々に心を虚しくしていますと、もう前回の更新から3か月も日が開いていました。ここで「ここがおかしい!日本の就活」とか書いてもいいのですが、まあありふれているので書きません。 そんな「時間のない」*¹ 私が今日紹介した…

13 『トカトントン』は若者必読。

太宰治の短編集、『ヴィヨンの妻』の中に収録されている「トカトントン」の話です。この30ページにも満たない小説は私の喉元をぐにゅっと締め付けます。70年以上前の小説がなぜ私の心に訴えかけたのか、そしてこの小説には現代の(もしくは古代からかも…

12 太陽の塔。内部にも侵入。

太陽の塔に行ってきました。関西の人、特に大阪の人は訪れたことや見かけたことがあると思います。異様で、異形で、異彩を放ち、ちょっぴりかわいいようで、すこしこわいあれです。私の太陽の塔への第一印象は「こわい」でした。あれはおそらく、小学生低学…

11  Aマッソのゲラニチョビ 面白い話を短めにおすすめ

Aマッソのゲラニチョビ、知ってますか。にわかものの私が珍しく一話から見ているインターネットテレビです。若手芸人Aマッソ(加納・村上のコンビ)がすこしふしぎな笑いを提供したり、一方で「どうでしょう」的なツアーがあったり・・・。ですが、製作陣が…

10 ダサい説明必要なし!竹内アンナを聞こう。

竹内アンナの新曲がYou Tubeにアップされてたので、善は急げ、と書かせてもらうことにしました。 でも、竹内アンナって誰だろう?って人も少なくないと思います。公式チャンネルがご丁寧な説明をしてくれてるのでそれを借用します。 1998年4月25日、アメリカ…

9 アナザースカイにノルウェーが そこは私のアナザースカイ。

昨日、アナザースカイに古市憲寿さんが出てまして、ノルウェーを紹介してました。このノルウェー、私も約一年古市さんと同じように留学してまして、同じ大学、同じ寮でした。これも見た!とテレビの前でひとしきり感慨にふけっていたんですが。 テレビでもあ…

8 西野七瀬卒業の餞に『七瀬ふたたび』を読む。

まずお伝えしなければならないこととして『七瀬ふたたび』というタイトルが極めて秀逸だということ。そして、この作品が私にとって初めての筒井康隆作品で、タイトルで借りたためにこれが三部作であることすら知らなかったということである。 去年9月に乃木…

7 生を諦め、生を残す

留学中の友達から連絡がきた。どうやら、私の高校時代の知り合いと旅行先のドイツでたまたま会ったらしく、世界は思ってるよりも狭いもんだね、みたいな他愛もない話だった。でも普通の世間話をして終わり、じゃなかった。 友達の母親が、白血病になったら…